花選びから始めるブーケレッスン。お花屋さんの店頭で選んだ好きな花でブーケを作ってみました。

ブーケレッスン

 

前回はブーケにしやすいお花をあらかじめフローリストさんに選んでいただき、初めてのブーケ作りにチャレンジしましたが、今回は自分の好きなお花を店頭で選んでブーケにしました。花選びの基本も合わせてご紹介します!

 

前回はブーケにしやすいお花をあらかじめフローリストさんに選んでいただき、初めてのブーケ作りにチャレンジしましたが、今回は自分の好きなお花を店頭で選んでブーケにしました。花選びの基本も合わせてご紹介します!

 

まずはお花選びの基本。はじめに贈る相手がいるなら相手のイメージを、自分用ならどこに飾るかなどを考えます。作りたいテーマがひとつあると良いですね。

 

決まらないときは、とにかくお花屋さんの店頭に一度行ってみること。店頭で気に入ったお花を中心に作るのもおすすめです。

 

フラワーアレンジメント

 

草花やふんわりしたハーブを使ったブーケや、バラをふんだんに使った都会的なブーケなど、いろいろなイメージが膨らみますが、今回は野草やハーブを取り入れたノスタルジックなブーケを作りたいと思います。

 

テーマが決まったら気に入ったメインのお花を決めて、サブのお花とグリーンの3種類を意識しながらお花を合わせていきます。バラは都会的なイメージ、草花を入れるとナチュラルなイメージになるので、お花の持つ雰囲気と色味も意識しながら選びます。

 

今回のメインはラナンキュラスにしました。野草を合わせて、ちょっとナチュラルなお花をサブに選んでみました。パステル調の色味の中に、ちょっとアクセントのピンクを加えて、野草のナズナがいいアクセントになりそうです。ボリュームが出るようにガサッとした葉物も重要になってきますよ。

 

フラワーアレンジメント

 

お花選びが終わったら、恒例の下準備です。ブーケにまとめやすいよう、葉っぱや節を取ってなるべくまっすぐな状態で机に並べます。枝分かれしているものは1本ずつに切り分けます。

 

フラワーアレンジメント

 

イメージはお花摘みで作ったブーケ。ナチュラルでふんわりした仕上がりになりそうです。ボリュームのあるローズゼラニウムはいい香りがします。

 

ここからはひたすら、前回ご紹介したスパイラルの手法でお花を束ねていきます。左手の使い方がポイントです。2回目ですが、ちょっと慣れてきました。

 

手の形はこう。親指と人差し指でしっかり茎の部分をホールドしましょう。

 

ブーケの基本

 

お花を時計回りにまわしながら、ブーケを形づくっていきます。コツさえつかめれば、憧れのブーケもお家で楽しめそうです。

 

今回は枝の太いゼラニウムがあるので、こういった太くてボリュームのあるグリーンは、早めにスパイラルの中に組み込んでいきます。その後にガタつきを抑えるように隙間を華奢な花材で埋めつつ、形成していくのがポイント。次に入れるお花に迷ったら、まずグリーンを加えてみるといいでしょう。

 

まとまってきたら、目線を離して全体の丸みを調整していきます。近づけたり遠ざけたりしながら作るのが大事ですね。

 

指を開いたり、閉じたり。無心で作業することしばらく…(前回の記事も参考にしてくださいね)ブーケが完成しました。

 

ブーケレッスン

 

いかがでしょう。前回とは打って変わって、ナチュラルでふんわりしたブーケに仕上がりました。ナズナを飛び出させているのがポイントです。

 

今回のレッスンではグリーンの色合わせもとても大事だということがわかりました。自分好みのブーケが作れて大満足です。お花屋さんの店頭でお花を見ながらあれこれと想像するのが楽しくなりました。みなさんもぜひお花屋さんへ足を運んでみませんか。

 

jardin nostalgiqueの紹介記事はこちら

 

協力:神楽坂 jardin nostalgique
記事は取材当時のものです。