日常にほんの少しの輝きを。ノスタルジックで繊細なジュエリー アトリエモズ
アトリエモズの作品と出会ったのは都内のセレクトショップでのこと。植物のディティールを繊細に表現したどこかノスタルジックなジュエリーに目を惹かれました。植物や動物、生きものの持つ躍動感を活かしたデザインは、あくまで控えめながら身につけたくなるかわいらしさを持っています。
atelier mozu (アトリエモズ)の秋田さんのジュエリー作りは、子供の頃に家の周りの路地や小さな森で、花や葉っぱ、小枝、木の実で遊んだことの延長にあると言います。
例えば笹の葉っぱで舟を作って浮かばせたり、落ちている枝を何かに見立てたりして遊んだように、身近にある植物を遊び道具に変えてしまうような発想からデザインしているそうです。
どこかノスタルジックなアトリエモズのジュエリーは秋田さんの子供時代の感性が大きく影響しているのですね。
秋田さんが物作りをするうえで大切にしていることは、なるべく常識にとらわれないこと。必要なもの、必要ないものの見極めをしっかりこころがけることで、単体で主張しすぎない、作り込みすぎず適度にデフォルメすることで、引き立て役としてのジュエリーがどんなお客さまにも似合うように考えて製作しているのだと語ってくださいました。
そんなアトリエモズの作品を手に取ったお客さまには、身に付けることで元気になったり、うきうきとした気持ちになってもらえたら嬉しいです、と秋田さん。美しいものをみにつけると気持ちが穏やかになるので、お客さまにもそんな感覚を味わってもらいたいそうです。
最後にこれからの展望について伺いました。多くの方に使ってもらいたいと考えているそうで、国外のマーケットにも積極的に取り組んでいきたいとのことでした。
こころ癒されるデザインのアトリエモズの作品、ぜひみなさんも手にとって日常がすこし輝くような気持ちで過ごしてみてはいかがでしょう。
記事は掲載当時のものです。