身体と生活を楽しい工夫で包む。五泉ニットのサイフクから新ブランド「226(つつむ)」がデビュー!

226 かたをつつむ

 

豊かな水資源に恵まれた新潟県五泉市は指折りのニット産地。その土地に本社を構えるニットメーカー有限会社サイフクから、ニットポンチョブランド「mino(みの)」に続く自社新ブランド「226(つつむ)」が発表されました。今回は工場にお邪魔してものづくりの様子を見学!ファクトリーブランドならではの魅力に迫りました。

 

226 トップ

 

226(つつむ)はその名の通り、私たちの身体の一部やインテリアなどの生活を包み彩るニットブランドです。コンセプトは「ヒトと暮らしをニットでつつんで、心地よくユーモアあふれる毎日へと導くこと」。

 

またブランドロゴである数字の並び「226 3129 5000」の意味には気付かれましたか?そうです、「つつむ サイフク 五泉」と読めるのです!226のブランディングとロゴデザインを担当されたのは株式会社フレームの石川竜太さん。ブランドのアイコンにもなっている特大のニットで包まれたボールもユニークで、コンセプト通りいたるところからたっぷりユーモアを感じさせてくれますね。

 

サイフク

 

ニットの日に当たる10月10日、五泉市のサイフク本社にてファクトリーツアーが開催されました。今回新しくデビューした226の魅力をご紹介します。

 

編機

 

工場に並ぶ何台ものコンピュータ編機。ニットで服などを作る際はパーツごとに編み上げ、それを縫製し繋げていくという製法がメジャーですが、226製品は「ホールガーメント」という技法で編まれます。編機から製品そのままの形が編み上がるのです。

 

ホールガーメント

 

こちらはちょうど「おなかをつつむ」が編み上がる様子。編機が何度も往復し、だんだんと形成されてゆく様を見るのはとても面白いのです。サイフクのニット製品ができるまでの様子がわかる、今回のファクトリーツアーレポートはこちらをチェック!

 

一本の糸からはじまり、たくさんの工程を経て、そしてたくさんの人の手を渡り、普段私たちが目にする商品へと繋がってゆきます。製品完成までに一貫した生産体制が整うサイフクから、クオリティの高いアイテムが生まれるのは納得ですね。さて皆さんも気になっている226には、どんなアイテムがあるのでしょう?続いて商品をご紹介。

 

226 おなかをつつむ

226 おなかをつつむ

 

まずは先程製造中の様子をご紹介した「おなかをつつむ。オーガニックコットン糸でできた、とてもしなやかなはき心地のパンツです。ワイドタイプとレギンスタイプの2種類で、なんと言ってもおなか周りのフィット感がたまりません。伸縮性に優れた編み地を採用し、しっかりと包みながらも締め付けない快適さ。そのため妊婦さんにも嬉しいウェアに仕上がっています。

 

226 てをつつむ

226 てをつつむ

 

こちらは「てをつつむ。冷えやすい手首をあたためるアームカバーです。豊富な色柄がとても可愛らしく、プレゼントにも最適。キッズタイプもあります。

 

226 かたをつつむ

226 かたをつつむ

 

フォルムが愛らしい「かたをつつむは、肩周りをあたためるケープです。頭からすっぽり簡単着用で、衿は前後で使えるデザインに。両脇にスリットも入っているので動きやすさも損ないません。親子おそろいコーデもぜひ。

 

226 おしりをつつむ

226 おしりをつつむ

 

とても可愛らしい「おしりをつつむは、お子さま用のニットパンツ。フリル付きのキュートなタイプと、すっきりシンプルなタイプの2種類。ウエスト部分はなんと35cm以上らくらく伸びるので、はかせやすくお母さんお父さんも助かります。

 

226 くびをつつむ

226 くびをつつむ

 

そして最後に「くびをつつむはカスタマイズできるスヌードです。両端のボタンでそれぞれのニットパーツを繋ぎ合わせ、お好みのスヌードを作ることができるのです。サイフクのアーカイブから生まれた多様なデザインや手触り、見て触れて楽しめるおすすめアイテムです。

 

226インテリア

 

また、まだ商品化はされていませんが、今後インテリアなどの生活を彩るプロダクトまでラインナップを広げて行きたいそう!ディスプレイに使われていた植木カバーも、さりげなく可愛くてほっこり。

 

また12月4、5日には表参道にて初のサイフク展示商談会も開催!アパレルブランドのほか、初めてニット生産を希望される方、学生さんなど、たくさんの方にサイフクのニットを知ってもらう機会になればという思いが。ニットのプロがアドバイスしながらものづくりを進めるという魅力的なイベントです。この機会にぜひ足を運んでみてくださいね。(サイフク展示商談会

 

信頼と実績のあるニットメーカー、サイフク。226はきっと、これからのニットの可能性や私たちのライフスタイルの楽しみを広げてくれる。そんなブランドです。だんだんと寒くなる季節のお供に、あなたも226のあたたかで優しいニットアイテムを取り入れてみませんか?

 

226(つつむ)

 記事は取材当初のものです。