天然100%のエッセンシャルオイル「パナセア・ファルマ」のある暮らし

 

香りを楽しむだけでなく、体のちょっとしたトラブルや不調もやわらげてくれる。“エッセンシャルオイル”は、自然の植物が花や枝葉、根や種子などに蓄えている精油のこと。「パナセア・ファルマ」は、この自然由来の複雑で繊細な香りと効能を引き出すことを大切にするエッセンシャルオイルブランドです。

 

 

パナセア・ファルマはアロマテラピーにも使用できる高い基準をクリアしており、ヨーロッパの病院では風邪やアレルギーの症状緩和などのために処方されることもあるそう。天然成分なので、種類によっては体に直接つけても大丈夫。

「1996年、品質の良いエッセンシャルオイルを求めてフランスを旅した際に、帰国直前にたまたま立ち寄ったパリの自然食品店で、ラベンダーのエッセンシャルオイルをかいで衝撃を受けました。今まで私が知っていたどのメーカーのラベンダーとも香りが違っていて、香りが“生きている”というか、かいだ瞬間に心が奪われたのです」

日本でパナセア・ファルマを取り扱う『日本エステル社』の川島千恵子さんはそう話します。

そのエッセンシャルオイルを生み出した人物は、フィリップ・メユビオ氏。世界で初めてアロマテラピー用のエッセンシャルオイルの品質基準を定めた、アロマテラピー界の改革者です。

ユメビオ氏は調香師の資格も持ち、嗅覚が抜群に優れた人物で、彼が選ぶエッセンシャルオイルや開発した商品の品質に間違いはないと川島さんは確信します。それから25年間、彼の感覚や知識に絶対的信頼を置き、ともにフランス式メディカルアロマテラピーの普及に努めています。

パナセア・ファルマは、圧倒的に「香りの良さ」が違うのです。その秘密は、原料の植物からオイルを抽出する“蒸留”の技術です。たとえば、希少な野生のハーブを収穫することができても、適切な温度や時間で蒸留できなければ、良質な芳香を持つエッセンシャルオイルを抽出することはできせん。

自然由来の複雑で繊細なトーンと、柔らかな優しい香り。人工香料のような加工された当たりの良さとは違う、自然だけが生み出すことのできる絶妙な成分組成を忠実に抽出することで、初めて得られるもの。

天然のものだからこそ、いかなる加工もしないため、ロットによって成分や香りが異なります。そのため、ロット毎に詳しい成分分析を実施し、品質や安全性の担保も心がけています。パナセア・ファルマのエッセンシャルオイルを購入したお客様は、日本エステル社のホームページから該当ロットの分析表を閲覧することができますよ。

はじめての方におすすめなのは、手軽に使えるブレンド製品。なかでも、9種類のエッセンシャルオイルをブレンドした「イムネオール100」は、『暮しの手帖』元編集長の松浦弥太郎さんも著書で取り上げています。花粉症をやわらげる効能があり、マスクにつけたり小瓶を持ち歩いたりして香りをかげば、新鮮な空気がすうっと通って症状を緩和してくれます。季節の変わり目、風邪のひきはじめの喉の違和感には、お湯に数滴を垂らして蒸気を吸入するのもおすすめです。

好きな香りや効能のエッセンシャルオイルを見つけて、専用のディフューザーを使って香りを楽しんだり、リラックスして眠りたいときにティッシュに数滴たらして枕元に置いたり。ラベンダーなら、数滴手に取り、直接みぞおちや首筋に擦り込むこともできますよ。また、ちょっとした傷や、ごく軽い火傷の際に使えば、痛みを和らげ傷の治りを早めてくれます。

天然の成分を丁寧に抽出したパナセア・ファルマのエッセンシャルオイルだからこそ、日常のちょっとしたケアや予防にも役立つのですね。慌ただしい日々の暮らしの中で忘れかけてしまいそうな“自然の香り”を、枕元に、鞄の中に、そっと忍ばせてみませんか?

記事は取材当時のものです。