まるで「三匹のくま」の世界! 東京の西側にたたずむ、心と身体が喜ぶカフェ「イロノハ」

 

玉川上水駅から徒歩5分。ちらほらと畑の残る市街地を抜けると、森の中にたたずむ素敵なスウェーデンハウスが姿を現します。扉を開けると、あたたかな木漏れ日に包まれて、からだに優しいごはんやお茶、スイーツをいただけるカフェが。フラワーアレンジメントやアロマテラピー、ベビーマッサージなどの教室や、四季折々の自然を活かしたフォトスタジオとしても日々ゆるやかににぎわっている「cafe & photo studioイロノハ」とは?

 

イロノハ

心が喜ぶことを仕事にしたい。「cafe & photo studio イロノハ」をはじめた2人のストーリー

イロノハの安心・安全で美味しいと評判のごはんは、「イロノハ定食」と「イロノハカリー」の2種類。定食の献立は、新鮮な旬の野菜に合わせて日替わりから週替わりで変わります。

 

ひとくち味わうと「こんなに野菜が美味しかったなんて!」と驚くほど滋味深く、食べ応えもたっぷり。イロノハではいつでもあたたかい手料理がいただけるので、子どもと一緒のおでかけや、おうち料理の息抜きに訪れるお母さんも多いのだとか。

 

イロノハカリー

 

ごはんを手がけるのは、お母さん歴20年以上のなんばゆかさん。「作り手の顔が見えるお料理」を大切に、シンプルな調味料で野菜本来の味わいを感じられるような献立を考えています。

 

かつて、高円寺にあった自然派カフェ「キナコ」の立ち上げから2年お店に立ち続け、「まんまる助産院」「まんまる食堂」で10年間キッチンを担当しながらお料理教室も開いてきた中で、なんばさんに胃袋を掴まれた人々は数知れず。おなかの中からホッとするような美味しさは、ずっと変わりません。

 

なんばゆきさん

 

カフェには畳敷きのお部屋もあり、赤ちゃんやハイハイをはじめたばかりの子どもにも優しい空間。おもちゃや絵本もたくさんあるので、子どもたちが遊んでいる間、お母さんたちはゆっくりおしゃべりを楽しみ、ワークショップや習いごとに打ち込むことができます。おむつ替えや授乳場所にも配慮があるのも、お母さん目線で運営しているカフェだからこそ。

 

店内の様子

心が喜ぶことを仕事にしたい。「cafe & photo studio イロノハ」をはじめた2人のストーリー

カフェを取り囲む森は、モミジやしだれ桜などの四季折々の植物が育つ、最高の撮影スポットに。3児の母でありフォトグラファーのサカモトケイコさんは、自然豊かな森とフォトスタジオにもなるカフェ空間を活用して、記念日などの「ハレの日」だけでなく、何気なくもかけがえのない「今」の瞬間を写真に残してくれます。

 

サカモトケイコさんの写真

 

フォトグラファーのサカモトケイコさんと、カフェ担当のなんばゆかさん。お母さんでもあり、「自分たちが心から楽しめること」を仕事にした2人が、二足のわらじを持ち寄ってはじめた『cafe & photo studio イロノハ』。「この場所が、小さな子どものお母さんが外へ出るためのはじめの一歩や、自分の世界を広げてみるきっかけになれたら嬉しい」と、サカモトさんは思いを語ります。

 

このスウェーデンハウスの前の住人もお客様をお招きするのが大好きだったこともあり、「昔、よくこの家に招いてもらっていたわ」と訪れる年配のご近所さんも多いのだとか。

 

なんだか物語がはじまりそうなこの場所で、美味しいごはんとお茶、ワークショップや習いごと、記念撮影を楽しんでみませんか?

 

イロノハの入り口

 

Photo by サカモトケイコ
 

心が喜ぶことを仕事にしたい。「cafe & photo studio イロノハ」をはじめた2人のストーリー

 

記事は取材当時のものです。