きるるはらら

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女性の恋心を詠んだ「百人一首」をイメージしたカクテルが10/1から登場!

百人一首カクテル

大津京遷都1350年を記念して昨年9月に開始した「百人一首カクテル」は、今年9月で1周年。奥の若い女性の好評を得て今年もラインナップを新たに登場することが決まりました。今回は女性歌人を集めた「百人一首カクテル」を楽しむことができます。

百人一首とは、『古今和歌集』や『新古今和歌集』等、天皇の命により編纂された勅撰和歌集の中から選ばれた歌集です。平安時代末から鎌倉時代前期にかけて活躍した歌人・藤原定家が選んだとされています。江戸時代に絵入りの歌かるたが誕生して一般に普及、現在では札を取る速さを競う「競技かるた」もいま話題になっています。

 

秋の夜長にふさわしい、女性の切ない感情を詠んだ3首を取り上げ、奥深く幅広い百人一首の世界をカクテルに投影。見た目にも美しいこのカクテルを通して、「かるたの聖地」と呼ばれる大津の街をより身近に感じ、大津の魅力を再発見することができそうですね。

 

百人一首カクテル

 

「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」

【歌番号9 小野小町】

ハーブティーをベースに、エルダーフラワーのシロップで甘みを加えたノンアルコールカクテルです。絶世の美女と言われた小野小町の美しさを、グラスに浮かぶ色彩豊かな花々で表し、ふいに感じた時の移ろいと共に美貌への自信を思い出させる一杯です。

 

百人一首カクテル

 

「夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ」

【歌番号62 清少納言】

清少納言と藤原行成との逢瀬について、本当は深夜に帰ったにもかかわらず、“夜明け”に帰ったと嘘をついた藤原氏。その嘘をついた藤原氏に対し、真実は“深夜”に帰ったのでしょう…と皮肉を込めておくった歌。

“夜明け”は、オレンジのモクテル(ノンアルコール)と果肉でイメージし、デザート感覚で食べられるので、お酒が苦手な人にもおすすめです。

また、“深夜”をイメージしたすみれのリキュールをベースとしたカクテルは、下部にりんごリキュールと洋ナシのシロップを忍ばせ、少しずつ混ぜていくと夜明けに近づいていく様子もおたのしみいただけます。

 

百人一首カクテル

 

「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな」

【歌番号57 紫式部】

紫式部が幼友達と再会し、積もる話もできずに去られてしまった寂しさを詠んだ歌を、すもものリキュールとブランデーで作る甘酸っぱいカクテルで“哀愁”と“懐かしさ”を表現しました。ダイナミックに真空調理したりんごのガーニッシュと桃を使用した白いエスプーマは、雲間にさっと隠れてしまう“夜半の月”を描いています。

 

百人一首カクテル

 

「嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る」

【歌番号53 右大将道綱母】

右大将道綱母(藤原道綱母)が、浮気性である夫の藤原兼家を待ち続けた歌を表現。深まった暗い夜をイメージするブルーの部分は、すみれとマスカットのリキュールを使用したゼリーで仕上げ、マスカットの実の食感がアクセントに。

さらに下層部のカンパリとグレープフルーツのリキュールで凍らせたシャーベットは時間の経過と共に溶け出し、まるで長い孤独な夜を嘆く複雑な心情を表すように、グラスの中で3層が色鮮やかに織りなすグラデーションを描きます。

 

「百人一首カクテル」~女性歌人の夜長~ 概要

提供期間: 2018年10月1日(月)~12月31日(月) 17:00~23:00

提供場所: 琵琶湖ホテル2階 「バー ベルラーゴ」

料金  : ¥1,400-から(消費税・サービス料込)

 

どんなに時が経っても、女性の恋心は変わらないもの。秋の夜長に、そんな女性たちの気持ちをうつくしいカクテルとともに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

 

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