直径5mの丸い大水槽!世界が大注目する世界一のクラゲ水族館「加茂水族館」

加茂水族館

山形県にある唯一の水族館が、“世界一のクラゲ水族館”として知られる「加茂水族館」。なぜ、世界から注目されているかというと、クラゲ飼育の第一人者である奥泉館長がおり、60種類を超えるさまざまなクラゲを一同に見ることができるからなのです。

水族館存続の危機に現れた救世主クラゲの一撃

加茂水族館クラゲドリーム館

 

日本海に面した「加茂水族館」は、別名“クラゲドリーム館”とも呼ばれる水族館。常時60種類以上のクラゲが展示され、その展示数では、世界記録に認定されたこともあるほど。水族館なので、もちろん地元、山形・庄内の淡水魚や海水魚、ウミガメ、アザラシなどもいますが、注目はやっぱりクラゲ。

 

加茂水族館クラネタリウム

 

宇宙空間をぷかぷかと彷徨うような、癒しを感じる神秘的なクラゲ。このクラゲ展示を行うようになったのは、ちょっとしたきっかけがあったのだとか。加茂水族館のアシカの飼育員として勤務していた奥泉館長。あるとき、サンゴの水槽で生まれたサカサクラゲを偶然見つけ、飼育して展示したところ大好評に。これが1997年のこと。当時は入館者が減り続け、水族館存続の危機でもあったところに現れた、救世主クラゲの一撃。

 

加茂水族館クラゲ

 

これをきっかけに、まだ解明されていない部分も多かったクラゲの飼育や繁殖方法を研究し、現在では、クラゲ飼育の第一人者、世界から注目を集める水族館になったのです。

 

“プラネタリウム”ではなく“クラネタリウム”の世界

加茂水族館クラネタリウムエントランス 

オドロオドロシイ、クラゲのシャンデリアが天井から下がる部屋から始まる“クラネタリウム”。灯りの落とされた暗闇に包まれた館内で、スポットライトで浮かび上がるクラゲは、闇夜にまたたく星でも見ているかのような、クラゲの幻想世界へ誘われます。

 

加茂水族館クラゲ2

 

ミズクラゲの一種であるオーレリアsp.4、傘を広げたり閉じたりしながら泳ぐビゼンクラゲの一種、かわいらしい形をしたキャノンボールジュリーなど、形や色、泳ぎ方なども異なるさまざまなクラゲの興味深いこと。

 

加茂水族館クラゲ3

加茂水族館クラゲ4

 

ウリクラゲは、楕円形をしていてクラゲといわれなければ、わからないほどです。

 

直径5mの大水槽は幻想的なクラゲの森が広がっている 

加茂水族館大水槽

 

“クラネタリウム”の最後にあるのが、直径5mの大水槽。1万匹のミズクラゲが浮遊し、まるでクラゲの樹海に迷い込んだかのような幻想的な光景に包まれます。

 

加茂水族館大水槽ミズクラゲ

 

光に照らされ、ゆっくり浮遊するクラゲ。5億年前に誕生し、その後ほとんど進化していないといわれるクラゲは、水の中を自分の意志なのか流れにまかせているだけなのか、ゆらりゆらりと舞っています。そんな姿を見ていると、なぜか心が落ち着き、優しい気持ちになってくるのが不思議。

 

せっかくそんな気持ちになれたのに、館内のレストランで食べることができるクラゲラーメンやクラゲアイスにも心惹かれてしまう私たちは、5億年進化していないクラゲより不思議な生き物なのでしょうか。

 

加茂水族館大水槽2

 Photos:(C)tawawa

これまで電車や高速バスなどでも行きにくかった山形・庄内エリア。2019年8月1日より、国内LCCシェアNo.1のジェットスターが、東京(成田)と庄内を結ぶ定期便の新規運航を開始。片道4490円~というリーズナブルな料金で、山形・庄内まで行くことができます。毎日運航予定で東京(成田)発は13時、庄内発は14時50分。約1時間のフライトで今まで馴染みの薄かった庄内への旅行が楽しめます。

【HP】ジェットスター

 

加茂水族館

https://kamo-kurage.jp/

【住所】山形県鶴岡市今泉大久保657-1

【営業時間】9:00~17:00(夏休み期間は~17:30)

【定休日】なし

【料金】1000円

【アクセス】JR「鶴岡駅」より湯野浜温泉行き(加茂経由)バスで「加茂水族館」下車、徒歩すぐ