世界の料理人と陶芸作家の美しいコラボレーション、清水焼ブランド「素-siro-」

「その料理を一番想っている人と、仕上げる」。世界中の料理人のためのブランド『素-siro-』が立ち上がりました。清水焼の器を手がける職人が、器にこだわる料理のプロフェッショナルのために、フルオーダーで器をあつらえます。

素-siro-

 

作陶工程における素地(きじ)という言葉に由来する『素-siro-』。それは、かたちや色といった特徴がまだ何もない状態であり、これから「何にでもなれる」という無限の可能性のこと。カタログも見本もない、まったくの素の状態から、料理と器のつくり手が対話を重ねることで完成していく世界を表しています。

 

素-siro-

 

『素-siro-』を手がけるのは、京都市山科区の清水焼団地を活動拠点とする陶芸家、清水大介(Kiyo to-bo株式会社代表)。

清水焼の魅力を伝えるため、これまでに“生活に寄り添う器”をコンセプトにした『トキノハ』や、“器をつくる・つかう・買う”という体験提供をコンセプトにした『HOTOKI(ホトキ)』という2つのブランドを立ち上げてきました。

 

素-siro-

 

2つのブランドを通して、生活に寄り添う清水焼の素晴らしさを伝えていくことへの手応えは感じられたものの、料理のプロフェッショナルが望んでいる器を提供できているのかという疑問を感じるようになったという清水氏。

 

これまで、料理のプロフェッショナルは器に対する様々な要望、イメージがあるにも関わらず、器のつくり手に相談できる環境があまりにも少なかったといいます。

 

素-siro-

 

“料理人と職人の新しい関係”を目指して立ち上げられた『素-siro-』は、すでに国内のみならず、海外の料理人の方々からも大きな反響があり、これから海外に向けての活動も強化していく予定です。

 

素-siro-

 

清水焼の素晴らしさを世界中の料理人に知っていただき、使っていただくために。

『素-siro-』プロジェクトは、外部のプロフェッショナルとも積極的にコラボレーションし、様々なバックグラウンドをもつパートナーとともに、国内だけでなく海外を視野に入れた活動を展開していきます。

 

『素-siro-』プロジェクトに参画する外部協力者
Project Designer 森永琢馬:
国内で様々な伝統工芸活性化プロジェクトを推進。

Photographer 中島光行:
京都を拠点に京都の魅力を発見・伝えることに力を注ぐ。

Graphic Designer 加藤啓太郎:
物事の本質を捉え、わかりやすく伝えるデザイン活動を展開。

 

それぞれの表現のプロフェッショナルが想いを交差させて、新しく生み出される器の世界は、私たちの感性をも刺激してくれそうですね。