昭和レトロな“ペンをこよなく愛する文房具屋”

“ペンをこよなく愛する文房具屋”という、なんとも魅力的なキャッチフレーズをもった静岡県・富士市にある「ペンネ・ジューク」。製紙業の街として栄えたころを彷彿させるような、レトロで居心地のいい店内は、文房具店ということ忘れさせるほど、ゆったりとした時間が流れています。

ペンネ・ジュークの外観

 

真っ赤な看板とレンガ造りの建物が、レトロな雰囲気を醸し出している「ペンネ・ジューク」。終戦直後の1946(昭和21)年に創業した老舗の文房具店で、店内へ足を踏み入れると、ほのかな香のかおりに迎えられます。

 

かわいらしい雑貨

 

現在は3代目が経営し、2016年にリニューアルし現在の店名に。“ペンネ(Penne)”とは、イタリア語で「羽ペン」のこと、“19”は、万年筆が日本に輸入された1800年代にちなんでおり、創業当時の原点に帰り、書くことの喜び、書いている時間の楽しさ、ものと向き合う心の豊かさを伝えていきたいとの願い込められているのだとか。

 

ペンネ・ジュークの店内

 

そんな想いを踏襲する時がゆったり流れる店内には、万年筆やインク、ガラスペン、ボールペン、革小物など、さまざまなステーショナリーが、ショールームのように魅力的に並んでいます。どの商品から見ようか迷ってしまうほどの充実度なのですが、温かみのある空気感が、ひとつひとつ丁寧に見ることを許してくれそうな、そんな居心地のよさに包まれています。

 

万年筆

 

インク

 

色とりどりの繊細なガラスペンをはじめ、ペリカンやパーカー、ウォーターマン、パイロットなどの万年筆も100種類を超えるほど豊富にそろい、ペンネ・ジュークのオリジナル万年筆も。インクのにじみを楽しむための、専門的なさまざまな種類のペーパーがあるかと思えば、手なじみのいいかわいらしい木製玩具もあり、そのギャップがひときわ商品を魅力的に見せています。

 

木製玩具

 

2階には、ビンテージ万年筆などの展示に加え、アンティークミシンを机にしたフリースペースで、コーヒーを飲みながらひと息つくことも。ここではオリジナルインクを作るワークショップなども常時開催されているので、ぜひトライしてみてください。

 

ペンやインク

 

ペンやインク、紙によって、ぬらぬら・さらさら・つらつら・・・ 微妙に変わるその書き心地を、昭和レトロな空間で味わうことができ、いつも近くにある文房具の魅力を、改めて垣間見ることができるひとときでした。

 

ペンネ・ジュークの2階

 

Photos:(C)tawawa